In My Circle

せんがんが、よしなしごとをつづります。

CSS Nite LP, Disk 28 「直視しない人が多いけど、軽視できない仕事とお金の話」

東京は梅雨明け直前の7/6、CSS Nite LP, Disk 28「直視しない人が多いけど、軽視できない仕事とお金の話 Pt.1」に参加してきました。参加の理由は「登壇陣が魅力的だったから」。正直言って、これという目的は無かったかな。純粋に、このメンツが語る「仕事とお金の話」を聴いてみたかった。

CSS Nite LP, Disk 28「直視しない人が多いけど、軽視できない仕事とお金の話」Pt.1

わらしべ長者のすゝめ 林 千晶さん

以前Websig1日学校での講演を聴いてすっかりファンになってしまった林さんのセッション。林さんは、存在がキラキラしてる。いい声。うっとり。
終了後にご本人が「もっと具体的な内容にすればよかったかも」とおっしゃってましたが、そういう反応が多かったのかしら?
私は林さんのお話、かなりぐっときました。

既存のものさしにあてはめて物事を捉えたり、自分の役割を決めつけたりするのではなく、もっと柔軟に視点や取り組み方を変えることで仕事ってどんどん面白くなるんだ!……と、ワクワクしました。

クライアントから依頼された内容を自分の業務の枠に落とし込んで、ただ言われたとおりに作業していたらそこで終わり。
「なんでその作業が必要なのか?」「本当に必要なのか?」を一緒になって考えることで、まったく違う解が見つかるかもしれない。
頭では分かっていてもなかなか実践できませんが、実際に林さんが歩んできた軌跡を見せてもらって「よし、自分もがんばろう」という気持ちになりました。

小さな会社を2つ経営していて思うこと 森田 雄さん

抱腹絶倒。ひさびさにセミナーで大笑いしました。笑いすぎて涙が出た。笑ってばかりいてメモがおろそかなのですが、ものすごく良いことをたくさんおっしゃってました。

自分の得意なこと、やりたいことを優先するためにそれ以外の業務をどうするか。
そもそも、何をやりたくてやりたくなくて、何が得意で苦手なのか。できるだけ意識しているつもりですが、まだまだやりたいことに専念できる状態ではないので、今一度しっかり考えてみようと思います。

やりたいことや得意なことはとことん追求し、不得意なことや苦手なことはそれが得意な人に任せることで、常に高い品質を保証する。そして許される範囲で高く売る。とてもシンプルだけど真理ですね。
あと、自分(自社)の特色をきちんと伝える努力が必要、というのも激しく納得。
「なんでもできる」じゃ生き残れないんですよね。

万一法人化したときには、ツルカメ方式をマネしようと思いました。

攻めの営業をせずに事業を安定化させる3本柱 角掛 健志さん

以前、個人的に開催した勉強会にて、同じようなテーマで話していただいたことがあります。
その時も感じたことですが、角掛さんの人間的な魅力が圧倒的なので、誰もが角掛さんのようにふるまうのは難しいかもしれません。

特に「クライアントと友達になる」というのは、言葉どおりに受け取って一歩間違うとトラブルの種になりかねないかな、と。角掛さんはおそらく、絶妙な距離感でもって関係を築かれているのではないかと推測します。
と言いつつ、私もどちらかというとまずはクライアントと仲良くなって(=信頼関係を結んで)から仕事に取りかかろうとするタイプなので、大いに共感しながら聴きました。

「コミュニケーション能力とは、相手の話をよく聞き、理解し、さらに相手が気づいてないことまで話させる能力」と定義されてましたが、こうした能力は(ある程度までは)訓練できるものだと考えています。よく「自分には無理!」と言う人がいますが、家族と話すとき、友人と話すときなどに少し意識を向けるだけでだいぶ変わると思います。

「3」を意識する、というお話はなるほどと思いました。思い当たること、改善すべきことがあるなあ、と。

発注側はこんなロジックで予算を決めている 高畑 哲平さん

KDDIウェブコミュニケーションズさんクラスの企業と取引することはあまり無いのですが、だいたいどのくらいの役職の人が決裁権を握っているのか、など興味深いお話が満載でした。
今後、ワイロを贈るときは執行権限者を狙います。(笑)

受注側にとっては厳しい言葉もありましたが、「結局は人間力、人を見て発注している」「ビジョンに共感できるかどうか」といったくだりは希望が持てたし、それと同時に身が引き締まる思いがしました。

これから仕事を取りに行こうというときに、クライアントが販売している商品やサービスについて全く知らないのは論外、というのは確かに分かりますが、さらに踏みこんで「ビジョンを共有できるかどうか」というのも大事なポイントなんですね。
「こちらの意気込みなんて発注側にとってはどうでもいいことなんだろうな」とタカをくくっていたのですが、高畑さんのようにちゃんと見てくれている人もいると分かって嬉しかった次第。

すべてのセッションを聴いた感想

とどのつまりは「コミュニケーション能力が大事」ということ。
でも「コミュニケーション能力」といっても指標があるわけじゃなし、大事なのは分かるけどなんだか漠然としていて、どうやったらその能力を鍛えることができるのか、難しいですよね。

私はコミュニケーション能力向上のためにインタビューサイトを立ち上げた(ほぼ毎週日曜更新!)わけですが、それ以外に、日頃からメール一通、電話一本においてもできる限り注意を払っているつもりです。同じことを言うのにも、数え切れないくらいたくさんの言葉のチョイスや態度・表情の組み合わせがあり、伝え方をちょっと変えるだけで思いがけない反応が返ってきたりします。

「こうしたらうまくいく」なんてものは無いので、努力し続けるしかないんでしょうね。でも、この努力は報われやすい種類の努力な気がするので、これからもがんばります。

ということで最後に、今回のセミナーやこれまでの人生を通して私が感じた「コミュニケーション能力が高い人」の特徴を、思いつくまま書き出してみます。

  • 年齢・業種などを限定せず、幅広い友人がいる
  • しっかり遊んで自分の世界を広げている
  • 明るくふるまう
  • 笑顔をつくれる
  • 愚痴っぽくない
  • 時事ネタに興味をもっている、ほどほどに話せる
  • 相手の話を聞きたがる、うながす
  • ポジティブな意思表示がハッキリしている
  • 共感する(共感するふりができる)
  • 人づきあいに使うお金と時間を惜しまない
  • 方便としてウソをつける
  • 非を認める
  • 見栄を張らず、知らないことを知らないと言う
  • 感謝の気持ちを(ややオーバー気味に)表現できる

ふくらませたら別のところで使えるネタになりそうな気がしてきたので、このへんで止めておこう。

カテゴリ:In My Circle, 参加した Posted by 千貫りこ on 2013年7月8日