In My Circle

せんがんが、よしなしごとをつづります。

マイナンバー講座を開催しました

2016年1月16日に、おしえて石井先生!まるっとふわっとマイナンバー講座を開催しました。
開催のきっかけは、仲よしの同業者である山本和泉さんがFacebookに書いたこの投稿。

【ゆるくない募】フリーランスを対象とした『マイナンバーと確定申告』のセミナーを求む。誰にどうやってお願いしたいいのかわからないので、つてのあるかたぜひとも企画をお願いできたらとーーーーー!できれば年内だとうれしいなぁ。。

Posted by 山本 和泉 on 2015年9月27日

私もうっすら気になっていたものの、日々の忙しさにかまけてマイナンバーに関する情報収集を完全に怠っていました。
「分からないことをほったらかしにするのが僕の悪いクセ」と右京さんばりに気取っている場合ではないので、いそいで山本さんに連絡し、一緒に勉強会を企画することに。

とはいえ、Web系のセミナーなら優秀な講師の心当たりがたくさんあるのですが、今回は全くの畑違い。
「それならいっそ、ちょっと背伸びした人脈をたどろう」ということで、これまでに築き上げたコネクションをフル活用し、今回の講師である石井義高先生に行き着くことができました。

石井先生は国税で40年以上勤めあげたベテラン中のベテラン税理士。そんな方に図々しく依頼してよいものか迷いましたが、間に入ってくださった方のフォローのおかげもあり、快く引き受けていただきました。

ちょっとした裏話

今回の勉強会の構成は、実は開催当日の2日前に大転換しました。ギリギリのタイミングで、石井先生に変更をお願いしたのです。

私はこれまでに何度か、小規模な勉強会を主催した経験があります。でも、事前に講演者のもとに挨拶しに行ったことはありません。
が、今回は「一面識もないまま当日を迎えるのはあまりに失礼だろう」ということで、山本さんとふたり、本番2日前に石井先生の事務所に伺いました。

これは単に「感謝の気持ちを伝えたい」という意図による行動でしたが、この訪問が勉強会の方向性を大きく変えました。というのも、石井先生に直接会って話してみると、先生から聞く税のお話は何から何まで興味深く、山本さんも私も質問が尽きないのです。
事務所を出たあとで山本さんと相談し、「きっと参加するみんなも同じ気持ちになるだろうから、講演と質疑応答の時間配分を変更した方がいいよね」という結論にいたりました。

直前の変更依頼で多大なるご迷惑をお掛けしたと思いますが、石井先生にはパーフェクトに対応していただきました。
これぞプロの仕事ですね。感謝しかありません。
そして予想どおり、当日は質疑応答タイムが足りなくなるほどの盛り上がりようでした(質問できなかったみなさん、申し訳ありません)。

それにしても。
私たちのような仕事をしていると、ネット上のデータのやりとりだけで全てを済ませてしまうことが多くなりがちです。
諸処の条件からそうせざるを得ない場合もあるし、そのおかげでスピーディに話が進む場合も多々あります。でも、顔をつきあわせて話すことで見えてくるものもたくさんあるのだなあ、としみじみ実感した出来事でした。

レポートあります!

勉強会に参加してくれた方が書いてくださいました!
是非ご覧ください。

カテゴリ:In My Circle, 参加した Posted by 千貫りこ on 2016年1月18日

CSS Nite LP38 「Webデザイン行く年来る年(Shift8)」に参加しました

Web業界の年末恒例行事となりつつある「Shift」、今年も開催されたので参加してきました!
他の方がすばらしいレポートを書いてくださっているので、私は特に印象に残ったものだけ、個人的な感想を書きます。

基調講演

今年は、スピーカーのヤスヒサさんと顔を合わせる回数がとても多かったような気がします。彼のポッドキャストに呼んでいただいたり、公私にわたって一緒に食事をする機会も多く。今回の講演の内容は、ヤスヒサさんの口から今年何度となく語られていた話の集大成だと感じました。

なかには「なんで、あたりまえのことを言ってるんだろう」と感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、その「あたりまえ」が実行できていないケースの、なんと多いことか。

環境を変えるのが大変なら、まずは自分を変える(ふるまいを変える、視点を変える)ことで、間違いなく世界は変わります。
この脱皮作業、私は30代中盤から後半にかけてやりました。だから自信を持って言えるのですが、その気になれば人は変われます。とりあえず私は、脱皮前の自分よりは今の自分の方が好きです。

自分以外の人の考え方や、とりまく環境を変えるには時間と労力が必要です。たまには痛みをともなうかもしれません。でもそれをやることでもっと良い未来があると信じられるなら、思い切ってナタをふるうべきだと思います。

そんなことを考えながら聴いていました。
この日の全てのセッションを貫く秀逸な基調講演でした。


写真:飯田昌之さん

マークアップ:2014年のマークアップの話題を総まとめ

IE8のサポートが2016年1月で終了するのは初耳でした。ヒャッハー!
「構造化データ」の記述方法にJSON-LDが追加されたのも初耳。私が飲んだくれている間にも世の中は動いているのだなあ。

アクセシビリティ

夏に参加した「ソーシャルメディアから学ぶWebアクセシビリティのキホン」の縮小版といった感じで、楽しく復習できました。想像よりずっと簡単に字幕(キャプション)を付けられると知って、「何かやりたい!」とワクワクし続けてるんだけど、今のところ何も思いつかない(笑)

なんとなく敷居が高いように感じられる「アクセシビリティ」を、硬軟おりまぜて解説するAccSellのお3人の功績はとてつもなく大きい。これからも続けてください!応援しています。

スマートデバイス 2014→2015

取ったメモの量が一番多いセッションでした。
以前は「画面サイズにピッタリ合わせなきゃらめぇぇ」的なスマートフォンサイト制作案件ばかりだったのでひたすら逃げ回ってましたが、もうさすがに大丈夫ですよね。来年は前向きに受注しようと思います。


写真:飯田昌之さん

単なる感想文でスミマセン

おそらく「Shift」は皆勤賞なので、今回で8回目(そんなにたくさんやってるんですか! ビックリ)の参加ということになります。

以前はどのセッションも刺激的で、いてもたってもいられない(すぐに帰って手を動かしたい!)気分になることが多かったのですが、今年はちょっと違った心持ちで受講していたようです。紹介されるツールや技術よりも、それを語る登壇者の哲学というか、「なぜそのトピックをそのくらいの重みで紹介しようとしたのか」を想像したり、本編以外の補足コメントにこそ面白みを感じてしまって。
これが年を取るということか(笑)

テクニカルな話は「生まれては消え」の連続だし、たとえ100人が「良い」と言うツールでも自分(や、自分が所属する組織や、目の前の仕事)に合わなければ役に立たないので、“取捨選択する能力”を育てないといつかパンクします。
自分の立場や興味の方向を正確に把握しておけば、「いま必要なもの」「いますぐ必要ではないけれど、いずれ必要になりそうなもの」がある程度見えてくる気がします。

今回の「Shift」は私にとって、自分の興味の方向を再確認する良い機会になりました。
こんな風に、広いジャンルを網羅してくれるイベントは他に無いですもんね。ありがたい!

カテゴリ:In My Circle, 参加した Posted by 千貫りこ on 2014年12月18日

コーディングがラクになる!?  “自分仕様”のさくさくコーディング法

10/29(水)夜、銀座GATにて「コーディングがラクになる!?  “自分仕様”のさくさくコーディング法」というタイトルで無料セミナーを開催しました。

実はこのセミナー、私にとって初の無料セミナーであり、また多くのお客さまの前で話すのは1年以上ぶりということもあって、何をテーマにするか悩みました。主催の株式会社ロクナナさんと何度かミーティングを行った結果、私がいま一番お伝えしたいことのひとつをお話しさせていただくことに決まりました。

テーマは「いかにラクするか」

本編でも告白しましたが、私はたいそう怠けモノです。できることなら仕事したくないし、勉強なんてもってのほか。
同業者の中には、休日を利用したり寝る間を惜しんで新しい技術や手法を積極的に学んでいる人がたくさんいらっしゃって、そういう方にはもう尊敬の気持ちしかありません。

でも私のように、「週末は勉強しなきゃ」と思いつつ遊びの誘惑に負けてしまったり、睡眠欲に操られるがままにグーグー寝てしまう人も少なからずいると思うのです。
そんな同士(?)に向けて、「全てを学ぶ必要は無い! ポイントさえ押さえておけば大丈夫」とお伝えしたい。これが本セミナーの本当のテーマです。

今回はMarkdownとSassを取り上げました。
それ自体を習得しておくことで得られるメリットはもちろん大きいのですが、怠けモノ的発想からすると、「1+1=2」ではもったいない。せっかく貴重な時間を割いて勉強したんだから、+αのオマケがほしい。そのオマケが、本編でご紹介した“MarkdownとSassを内包した便利ツール”のいくつかです。

ハブ(Hub)となる技術を押さえておけば、その周辺にある技術や手法の学習コストはうんと下がります。もちろん、まずは「ハブ」を見つけ出すための嗅覚を鍛える必要があるのですが…。

必要な“学び”は、人によって異なる

先ほど「ポイントさえ押さえておけば大丈夫」と書きましたが、この「ポイント」は人によって異なります。MarkdownとSassが私のアンテナに引っかかったのは、あくまで私の仕事内容や働き方に合っているからであって、とてもじゃないけどあの会場にいらした100人全員にあてはまるとは思えません。

それと同じ理由で、ネットにあふれる「クリエイターたるもの、これを知らなきゃマズイ」といった情報にホンロウされるのも、私はナンセンスだと考えています。

トレンドなんて、ほどほどにチェックしておけばいいのです。直感的に「おもしろそう」「自分の仕事に役立つかも」と感じたものだけ試してみて、しっくり来ればもう少し深掘りしてもいいし、そうでなければあっさり放り出してしまっていいと思います。

ただし、ピピッときたものを実際に試す、これは重要です。
試すことで記憶に残るので、そのときピンと来なかったとしても、あとあとになって「あのときのアレ、使えるかも」と思い出すきっかけになります。また、新しい技術や手法の多くは全く未知のものではなくて、実は昔からある技術が少しカタチを変えているだけ、ということもよくあります。一見すると難しく高度なようでも、実際に手を動かして試してみると「なあんだ、簡単なことじゃないか」と安心できますよ。

そうやって色々と試すうちに、自分にとっての「ハブ」が何なのか見えてくると思います。

ご来場ありがとうございました

このたびは多くの方にご来場いただき、とても感謝しています。つたない講演でがっかりした方もいらっしゃったと思いますが、回収したアンケートには「おもしろかった」「参考になった」のご意見も多く、素直に喜んでいます。
当日のスライドは、slideshareにて公開しています。
もし気づいたこと、ご不明な点などがあれば、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。


コーディングがラクになる!? “自分仕様”のさくさくコーディング法 from Rico Sengan

カテゴリ:In My Circle, 話した Posted by 千貫りこ on 2014年11月3日

ASKAさん

このブログのタイトル、そして私の屋号を聞けば、ファンの方ならピンとくると思う。
そう、私はASKAさんの大ファンだ。潜在的にファンになったのは約30年前、熱心に応援しはじめてから20年ほどになる。

仕事で壁にぶつかるたびに私を励まし、恋が生まれたときにも破れたときにも優しく寄り添ってくれたASKAさんの詩、メロディー、声。
楽曲だけでなく、コンサートのMCやインタビュー記事からも多大な影響を受けた。今の私の一部はASKAさんによってつくられたと言っていいだろう。

そのASKAさんが覚醒剤所持(2014年5月21日現在)の容疑で逮捕された。
相方のCHAGEさんはしんみりと謝罪会見し、これまで発表された膨大な数の作品たちはレコード会社によって発売中止の措置を取られた。

昨年夏に週刊誌がASKAさんの覚醒剤使用疑惑を報道したとき、「こんな記事が載るくらいだから“何か”はあるんだろうけど、いくらなんでも覚醒剤は無いだろう」と私はタカをくくっていた。希望的観測ではなく、自分が長年見てきたASKAという人物に対する印象に基づいて冷静に判断したつもりだった。

もちろん、私が見てきたのは「アーティスト ASKA」であって「宮崎重明」さんではない。それは重々承知しているものの、20年間すり切れるほど楽曲を聴き、何度も何度もコンサート会場に足を運ぶことで「人間 ASKA」を透かし見ていたつもりだった。
それなのに、すっかり読みが外れてしまった。恥ずかしいし、むなしい。

見る目が無いのを承知で続けるが、私から見たASKAさんの人物像は、繊細で神経質で負けず嫌い。ええカッコしいで優等生的な気質を前面に出しているけれど、ふとした瞬間に弱さやだらしなさ、図太さ大胆さ(もしくは大胆でありたい、という願望)が見え隠れするのが魅力だ。
90年代にあれだけ爆発的に売れたのだから、誘惑に負けてひとつやふたつ危なっかしい橋を渡ったこともあるだろう。でもファンクラブ会報のコメントなどから元自衛官のお父さまを敬愛している様子がうかがえたので、法に触れるような場面には近寄らないものと思い込んでいた。

ASKAさんがつくる楽曲のテーマのひとつに、「深い苦悩と、消えない希望」がある。

「チャゲアスは甘ったるいラブソングばかり」と思っている人は、YouTubeで検索してほしい。
『月が近づけば少しはましだろう』はひどい挫折の歌だ。絶望感に打ちひしがれながら、なんとか光を見つけようともがいている。『On Your Mark』は優しい曲調ながら、理想どおりにいかない局面に立ったとき、それでも自分を奮い立たせて立ち向かおうとする強い歌だ。と、私は解釈している。
『PRIDE』も『帰宅』も『can do now』も『not at all』も、私の中では同じくくりだ。

私はまさにこのテーマの楽曲に心酔してファン歴を重ねてきたのだが、『月が近づけば〜』にせよ『On Your Mark』にせよ、作品として昇華されているからこそ気持ちよく聴けるのであって、こうした楽曲を生みつづけてきたASKAさんの心の闇の深さは一体どれほどだったのか。今、それを考えると苦しくなる。
無邪気に「いい曲!」とはしゃいでいた過去の自分を思い出して、ASKAさんに謝りたくなる。

さて色々と書いたが、法に触れることをやらかしてしまったとはいえ、私にとってASKAさんはこれまでもこれからも人生の恩人だ。ASKAさんに厳しい判決が下されようと作品が発禁になろうと、この先もずっと聴き続けるだろう。だってASKAさんの歌声を聴く行為はもう生活の一部になっているから。
だから、このブログのタイトルは相変わらず「In My Circle」だし、屋号は「KICKS Web」のままだ。

最後に、1993年に発売されたCHAGE and ASKAのアルバム『RED HILL』のブックレットに収録された散文詩を紹介したい。
ASKAさん、たしかに人生はやり直しがきかない。「もう一度はじめから」なんて、ドラマみたいにうまくいかないよね。
だからこそ、いま居る場所から這い上がってください。逆転してください。
そして心からの幸せな笑顔を取り戻してください。

『やり直しがきかない人生』

人生はやり直しがきかないと思ってる
教室で教え込まれたそれは違ってると思う

ダメでダメでダメになったとき
もう一度はじめからじゃ嘘臭いと思ってる

底から這い上がる力を学びたかった
そして逆転は必ずある

人は弱い が 人は強い

やり直しがきかない人生
そんな中に人は生きてる

やり直しがきかない人生だから
かっこいいと思ってる

カテゴリ:In My Circle, 考えた Posted by 千貫りこ on 2014年5月21日

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